羽毛の充填(羽毛の吹き込み)
みなさん、こんにちわ!
三原で元気なおはようを創る、
よしながふとん店の四代目です。
羽毛リフォーム工場見学!シリーズも最後となりました。
前回まで、羽毛ふとんのリフォ-ムにおける工程、
解体、洗浄、乾燥、パワーアップ、側生地の縫製など
ご紹介しました。
今回はそれらの工程を経た羽毛が、
縫われた新しい側生地に入れられる「充填(じゅうてん)」の
工程をご紹介します。
いざ!充填!
様々な工程を経た羽毛は、
新しい側生地に充填します。
羽毛は専用の機械で1マスずつ丁寧に吹き込まれていきます。
こうして、すべてのマスに羽毛が入れられ、
羽毛ふとんリフォームは完成です。
リフォームされた羽毛は、
キレイに洗浄され、
リカバリングパワー(回復力)も戻り、
また長く使ってもらえます。
次の動画では、
左がリフォームした羽毛、右がリフォーム前の物で、
左の方が膨らみの回復がしっかりしている様子が
ご覧いただけます。
実際に同じたたみ方をしても
ボリュームが全然違います!
左がリフォーム後、右がリフォーム前です。
とてもボリュームが出ていますね。
今回、リフォーム工場の社長にもお話を
聞かせて頂きましたが、
社長が言われるには
「羽毛ふとんをもっと気軽に使って欲しい。」と
仰ってました。
それは羽毛ふとんが高級品な為、
・天日で干したらいけない。
・洗ったらいけない。(実際にはどちらもOK)
などの慎重すぎる扱いが、逆に羽毛ふとんの寿命を縮め
清潔性の欠如にも繋がるという事でした。
ですので、ダウンジャケットの様に
気軽に使って欲しい。毎年洗って欲しい。
そして、なにかあればリフォームできるので
安心して使ってください。
というお話をして下さいました。
最後に、これからも丁寧に1枚ずつリフォームして下さることを
約束してくださいましたので、
皆さんぜひ傷んだ羽毛ふとんはリフォームに出してくださいね!
今回、見学させていただいて、
皆様からお預かりする羽毛ふとんは、
ホントに丁寧に扱われ、キレイになります。
出されるタイミングは、使われない夏の間が
良いと思いますので、
ぜひ、夏の間にリフォームを考えてみてくださいね(^^)
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
ほんじゃm(^^)m
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