羽毛布団の側生地(がわきじ)について
みなさんこんにちわ!
三原で元気なおはようを創る、
よしながふとん店の四代目です。
前回は、お預かりした羽毛が洗浄され、
パワーアップ加工された所までご紹介しました。
今回は洗われた羽毛を、
新しい側生地に入れられる所をご紹介します。
まず、羽毛ふとんリフォームで使われる側生地は
こちらの工場で職人さんの手によって縫われています。
羽毛ふとんの側生地は、複雑に縫われてあり、
難しい物だと、1日5~6枚(一人だと)しか縫えないそうです。
みなさん、丁寧だけど素早く縫っています。
さて、羽毛の側生地を縫うのに何が難しいかと言いますと、
「マチ」と呼ばれる、
羽毛ふとんならではの仕切りを作るのが
難しいのです。
写真にある、指で持っているのが
側生地の中に縫われる「マチ」です。
これを表、裏それぞれに付けて、
縫い合わせたのが2枚目の写真です。
これを表、裏それぞれに付けて、
縫い合わせたのが次の写真です。
これは、シンプルな「立体キルト」と言われる
キルティングですが、「ツインキルト」と言われる
より羽毛の偏りが少ないのはコチラ
2層になっており、より細かく
部屋が作られ、偏りにくくなっています。
こうして、側生地は丁寧に縫われています。
今日はここまで。
次回は、最後に
洗われた羽毛を、縫われた側生地に
吹き込んでいく(充填)様子をご紹介します。
ほんじゃm(^^)m
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